メルカリやラクマで商品を販売する際、適切な価格を設定することはとても大切です。。相場より高く設定しても売れず、低く設定すると損をしてしまいます。そこで、相場を参考にして価格を決定する方法があります。
まずは、同じ商品が過去にどの程度の価格で取引されたかを調べることが大切です。そのためには、過去の取引履歴や類似商品の価格を調べることができます。また、同じ商品でも状態や付属品が異なる場合がありますので、それらの差異を考慮して価格を設定することも重要です。さらに、需要や供給の状況によって価格が変動することもありますので、その点も注意が必要です。
こちらのサイトでは、相場や過去の取引履歴を調べて適切な価格を設定することで、失敗なく商品を販売する方法を解説します。
メルカリ・ラクマで商品名を検索して価格を調べる
先ずは、販売されている価格をチェックします。アプリを開き、ホーム画面の一番上にある検索窓に自分が売りたい商品名を入れで検索します。
いくつか検索されたら画面右上にある「絞り込み」をクリックして、新品、未使用に近い、などの商品の状態を選びます。
次に、同じく画面右上にある「おすすめ順」を「新しい順に」変更します。
すると、あなたが販売したい商品が、最近いくらで販売されているか、また購入されているかが分かります。その中で、現在販売されている価格を確認して、早く販売したい場合は最安値より安く価格を設定したり、たくさんの方が出品しているような人気商品であれば、高く設定するなど調整して価格を決めます。また、すべて完売している状況であれあば、完売した商品の価格から相場を見て決めましょう。
メルカリとラクマの両サイトで価格を調べる
メルカリを利用している人はラクマを、ラクマを利用している人はメルカリのサイトを参考にしてみましょう。この方法は、自分が販売したいサイトに商品が販売された事がない場合や、既に全て完売されて誰も現時点で販売されていない場合に有効です。自分が売りたい商品を検索窓に入力して、販売されている価格をチェックします。前述の「商品名を検索して価格を調べる」と同様に検索をして、価格を決めましょう。
限定品やプレミアム品は相場以外の価格設定
希少性の高い商品や、需要が高い商品なのに、相場価格よりも安めの価格で出品されていることがあります。例えば、限定品やプレミアム商品、人気ブランド品などが該当します。
個人から購入して買取業者に転売している人もいるので、一度商品を価格設定する際に中古買取市場でいくらで引き取られているかをこちらのサイトで確認してみましょう。
価格が決まったら、出品前に送料と販売手数料を商品出品前に事前に把握しておく事が大切です。
メルカリ・ラクマの送料・手数料を引いた利益を確認する
メルカリ、ラクマでは、送料を出品者負担に設定している場合は、販売額から送料分が引かれます。また、商品の売り買いが完結すると販売者に対し手数料が小売り上げから差し引かれるシステムになっています。 ですので、送料と手数料を販売価格から引いた金額がいくらなのかを事前に確認しておきましょう。
例として、1,000円であなたの本を販売して、匿名発送のらくらくメルカリ便、かんたんラクマパックのネコポスを利用した場合は、次の通りとなります。
※匿名発送について詳しく知りたい方はコチラをご確認ください。
販売手数料 |
送料 |
利益 |
|
メルカリ 1,000円の本 |
100円(10%) |
210円 |
690円 |
ラクマ 1,000円の本 |
66円(6.6%) |
200円 |
734円 |
※ラクマの販売手数料6.0%(税抜)のため、6.6%(税込)で算出
仮に、利益が0円以下の場合には、配送方法ごとに利用できる商品の最低価格が決まっている、又は警告や制限の対象となる場合があります。
詳しい送料についいては「価格を下げすぎると利用できない」の記事を参考にして下さい。
出品数が少ない、または同じ物が無い場合の価格設定のコツ!
- 同じような商品や代替品が存在しない場合は、同じ種類の商品の価格を参考にすることができます。商品のブランド、製造年、状態、サイズ、色、素材などの要素を考慮し、同じ種類の商品や代替品の価格を確認することで、適切な価格帯を設定することができます。
- 自分が中古で購入した場合は、自分が購入した価格よりも高く設定することで、少なくとも自分が損をしないようにすることができます。
- 商品の状態や特徴に応じて価格を設定することもできます。商品が状態が良く、貴重性が高い場合は、高めの価格を設定することができます。逆に、商品の状態が悪く、需要が少ない場合は、低めの価格を設定することが適切でしょう。
- 商品の価値が定まりにくい場合や出品数が少ない場合、個人的な感覚で価格を設定することもあります。ただし、過剰な価格設定や過小な価格設定は、購入者からの注目を集めない可能性があるため、注意が必要ですので一度買取サイトで査定をしておきましょう。
以上のように、出品数が少ない場合や同じ物が無い場合でも、様々な観点から価格を設定することで、適切な価格帯を見出すことができます。
メルカリ・ラクマで商品が売れないときの対策は?
- 商品の価格が高すぎる場合、同じ商品が他の出品者から安く出品されている場合など、購入者にとって魅力的な価格設定になっていない可能性があります。相場価格を確認して、競合する商品と比較して価格を見直しましょう。
- 商品の説明文や写真が充実していない場合、購入者にとって魅力的な商品として認識されず、売れない可能性があります。商品の状態や特徴を詳しく説明し、鮮明で見やすい写真を掲載することで、購入者の関心を引くことができます。
- 出品時に設定するキーワードが適切でない場合、検索結果に表示されず、購入者から見つけられない可能性があります。キーワードを見直して、商品をより見つけやすくするように工夫しましょう。
- 出品数が少ない場合、購入者からはあまり注目されず、売れない可能性があります。関連性の高い商品を複数出品することで、出品者のプロフィールを充実させ、注目度を上げることができます。
- フリマサイトには、有料のプロモーション機能があります。出品者は、プロモーションを利用することで、商品をより多くの購入者にアピールすることができます。
これらの対策を行うことで、フリマサイトでの売れ行きを改善することができます。しかし、場合によっては需要が低い商品や不適切な出品なども考えられますので、出品内容を見直すことも重要です。
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