メルカリで商品を出品した後、購入者から「キャンセルしたい」という依頼を受けたことはありませんか？
購入者都合でのキャンセルに対応する際は、出品者側が手続きを進める必要があります。また、商品がすでに発送されている場合には返品対応が必要です。今回は、発送前と発送後のキャンセル対応の具体的な手順について解説します。
購入者からのキャンセル依頼を確認する
まず、購入者からキャンセル依頼が届いたら、取引メッセージで内容を確認しましょう。理由としては「間違えて購入した」「別の事情で購入できなくなった」といったケースが考えられます。
発送前のキャンセル手順
商品の発送前であれば、比較的簡単にキャンセル手続きを進めることができます。
取引画面を開く
メルカリアプリやウェブサイトで該当する取引の詳細画面に移動します。
「取引をキャンセルする」ボタンをクリック
画面下部にある「取引をキャンセルする」ボタンをクリックします。
ご確認内容を読んで「申請する」ボタンをクリックします。
キャンセル理由を選択する
「購入者が間違えて購入した」など、適切なキャンセル理由を選択し、必要に応じて追加のコメントを入力します。例えば、「購入者からキャンセル依頼がありました。発送前なのでキャンセルを進めます」など。
キャンセル申請を完了する
理由を記入したら、申請ボタンを押してキャンセル手続きを完了させます。
これで、取引がキャンセルされ、購入者に支払った金額が返金されます。
発送後のキャンセル・返品手順
商品の発送後に購入者からキャンセル依頼を受けた場合、まずは返品対応が必要です。購入者に返品の同意を得てから、以下の手順で進めましょう。
返品の同意を取る
取引メッセージで購入者に「商品が届いたら返品してください」と伝えます。この際、返品時の送料についても事前に話し合っておくとスムーズです（通常は購入者負担が多いです）。
返品を受け取る
購入者が商品を返品したら、内容物が元の状態であるか確認しましょう。商品が無事に返品され、状態が問題なければキャンセル手続きを進めます。
取引画面でキャンセルを申請する
商品の返品を確認したら、上記の発送前キャンセル手順と同様に取引画面の「取引をキャンセルする」ボタンを押し、返品完了後にキャンセル申請を行います。理由として「購入者から返品を受け、キャンセルに同意しました」と追加して記載すると良いでしょう。
注意点
商品返品の際に、注意すべき点について確認しておきましょう。
返品時の送料負担
返品時の送料は、通常は購入者負担ですが、出品者が負担する場合もあります。事前に購入者としっかり話し合いましょう。
商品の状態を確認する
返品された商品が傷んでいないか、破損がないかを確認することが大切です。万が一、商品の状態に問題がある場合、返品を拒否する場合もあります。
キャンセルのタイミング
返品が確認できるまでキャンセル申請は行わないように注意しましょう。返品前にキャンセルすると、購入者が商品を保持したまま取引が終了してしまうリスクがあります。
メルカリ利用規約の確認
キャンセルや返品を行う際は、メルカリの利用規約に従って正当な理由で行う必要があります。購入者都合のキャンセルが頻繁に起こると、アカウントに制限がかかる可能性もありますので注意してください。
メルカリで購入者都合のキャンセルをする出品者の手順！発送後の返品対応も解説まとめ
メルカリで購入者都合のキャンセルを受ける場合、発送前であれば簡単にキャンセルが可能ですが、発送後は返品対応が必要です。返品が完了した後、取引画面からキャンセル手続きを行いましょう。返品時の送料や商品の状態確認など、いくつかの注意点を守って、スムーズな取引キャンセルを心がけましょう。
